定期テストの復習方法とは?メリットや注意すべき点をご紹介!!
皆さん、定期テストの復習はしていますか?
テスト対策はするけれど、テストを受けたら点数だけ見て終わり、なんてことありませんか?
今回は定期テストの復習方法について紹介していきます!
【定期テストの復習のメリット】
定期テストの復習は大切です。テストを受ける前は知識を詰め込んだのに、受け終わったら全部抜け落ちてしまったと感じることはありませんか?テストを受けた後に復習をすることで、これまでに勉強したことをもう一度理解し、より知識の定着を図ることができます。そのため、定期テストの復習は重要なのです。そんな復習のメリットを紹介します。
① 勉強習慣がつき、やる気の維持に繋がる
定期テスト前はいい点数を取るという目標があるため、やる気が出やすいです。しかし、テストが終わると目の前の目標がなくなってしまうため、勉強へのやる気が出なくなってしまいます。そこでやる気を出し、勉強習慣をつけるためにも、テストが返ってきた後の復習は大切です。テストで間違えた問題が解けるようになるという目標を定めれば、やる気が出るきっかけになります。実際に解けるようになることで自信がつき、もっと頑張ろうという意欲に繋がります。
② 受験対策の準備になる
大学受験では特に、定期テストよりも模試の方が重要なのでは?と思ってしまうこともあるでしょう。そのため学校のテストはあまり力を入れなくていいや、という思考になってしまうこともあります。しかし、大学受験は教科書をしっかり理解することが基本です。そのため、定期テストをしっかり対策していくことで力が身に付くのです。定期テストごとに復習し、苦手を無くしておけば、高校3年生になってからの大学入試対策がしやすくなります。基礎的な部分が固まっているため、その時間を応用問題や過去問を解く時間として活用できるのです。
③ 内申点アップに繋がる
特に大学入試を指定校推薦や公募推薦で受けようとしている人は、内申点が重要です。これは学校での授業や提出物、定期テストの点数をもとにした評価となります。そのため、定期テストを復習して次のテストに臨むことで、成績が上がるとともに内申点もよいものとなります。高校1年生の時点ではあまり意識しないかもしれませんが、内申点は高校3年生になってから急に上がるものではありません。そのため、どんな入試方法でも合格できるように、最初のうちから意識しておきましょう。
【定期テストの復習を始める時期】
復習をするときは、なるべく早い方がよいです。その方がテストを受けた感覚も新鮮なため、自分が問題を解いたときに悩んだことが思い出しやすいです。しかし、定期テストの返却は大体テストの翌週以降になることが多いでしょう。そのため、自分の答案が返されたらすぐに復習するのがおすすめです。テストが返却されるまでは、テストを解いているときに気になった問題や、全然解けなかったと感じた分野の復習を行いましょう。
【具体的な復習の方法】
① 間違い直し
テストが返却されたときにまずやるべきことは、間違えた問題を直すことです。具体的には、テストで間違えた問題を確認する→なぜ間違えてしまったのかを理解する→わからない場合は質問などをして解決する、という流れで取り組みましょう。全部の間違いを直すのは面倒かもしれませんが、間違えたレベルに関係なくすべて確認しましょう。確認するときは、その問題を解いているときに自分がどれくらい自信を持って解けたのかを思い出してみましょう。ケアレスミスなのか、最初から全く分からなかったのか、などというように、同じ間違いでも原因は様々です。自分がどこでつまずいてしまったのかを確認しましょう。
② 勉強法の改善
間違いを直した後は、次のテストに向けての対策方法を考えていくことが大切です。問題を間違えてしまった原因を分析し、次はどうすればミスがなくなるかを考えましょう。そこで重要なのは、勉強法を見直すことです。例えば、そもそも知識が十分に身に付いていなかったのであれば暗記の時間を増やすなど、テストで得た気づきから勉強方法を変えてみましょう。この作業を繰り返すことで、自分に合った勉強法が見つかります。
③ 反省点を書き残しておく
定期テストの復習や勉強法の改善を終えた後は、今回のテストの反省点を書き残しておきましょう。今回のテストで判明した問題と解決法を可視化できるよう、ノートなどにまとめるのがよいです。その中では、具体的に自分が間違えた問題と、それに対してどう対策していくかを書いておきましょう。例えば、単語を間違えてしまったのであれば、次回からは単語帳をやる時間を増やす、といったことです。このように反省点を書き残していけば、自分が必要とする勉強法へと繋がります。
【復習する際に注意すべきポイント】
先ほど紹介した復習方法について、より効果を高めるために注意するべきポイントを紹介します。以下の点を意識してみましょう。
① 知識事項であっても丸暗記は避ける
漢字や英単語を間違えてしまった場合、丸暗記して覚えてしまうという復習方法を取りがちです。知識を覚えることは必要ですが、丸暗記は短期記憶のため、定着しづらくなってしまいます。そうならないために、意味づけや関連付けを意識して記憶していきましょう。例えば、英語の接頭語の意味を覚えるといったように、単語を文字の羅列だけで覚えるのではなく、大体の意味を理解した上で覚えることも大切です。
② アウトプットを大切にする
復習をすると聞くと、暗記をしたり教科書を読んだりというようなインプット型を想像しませんか?インプットも欠かせないのですが、それだけではなく、覚えた内容をテストするようなアウトプットを取り入れる方が、復習効果が高いのです。これは「テスト効果」と呼ばれており、全体の学習時間を減らす一方で得点を高めることが期待できると言われています。この理由としては、テストに取り組むことで「思い出す努力」をするためであると考えられています。「覚えること」と「思い出すこと」は、脳の働きとしては別物です。覚えたと思っても実際に問題を解いてみると間違えてしまう、ということもあるので、インプットをしたら必ずアウトプットもするようにしましょう。
③ 勉強の順番を意識する
勉強は、最初に行ったことと、最後に行ったことの理解が他よりも深まりやすいとされています。これは「系列位置効果」と呼ばれており、この性質をうまく利用することが効率的な復習では大切になってきます。例えば、きちんと勉強したい教科は1日の勉強の最初化最後に行ったり、理解に偏りが生まれないように勉強する教科の順番は毎日変えたりなど、学習の順番も意識してみましょう。
まとめ
今回の記事では、定期テストの復習方法について紹介しました。テスト前だけでなく、テスト後の勉強も大切にしていきましょう。
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