効率的なノートの取り方とは?ノートを取る方法をご紹介!
新学期が始まりましたが、勉強は順調に進んでいますか?
授業が始まり、次のテストに向けて頑張ろうと燃えている人も多いのではないでしょうか。
そのような人向けに、今回は効率的なノートの取り方について紹介します。是非最後まで読んで、効果的な学習に活かしてください!
それでは早速見ていきましょう!
ノートを取る理由
そもそもなぜノートを取るのでしょうか?現在はタブレットで授業を受けたり、パワーポイントを使用した授業が展開されたりと、ICT機器を活用した学習法が増えています。そんな中、なぜノートを取らなきゃいけないの?と考えている人もいることと思います。
ずばり、ノートを取るメリットは
【あとから記憶を再現するため】
です。
授業を受けている最中は理解できた気になっていても、家に帰ってから復習してみると問題が解けない!という経験はありませんか?
授業は分かりやすく面白いものだったとしても、それは一時のものにすぎません。それをいつでも見返せるようにノートに取っておくことで、自分の記憶をいつでも取り出すことが出来ます。
また、アナログなノートを取ることのメリットとしては
【実際に手で書くことで記憶が定着しやすい】
というものがあります。
従来の板書型の授業であれば、一度自分で書き写すことで、記憶が定着しやすくなります。そのため、実際に手で書くことを推奨している先生も少なくありません。ちなみに筆者は、手で文字を書くことの感覚が好きなので、そのような理由でアナログなノートを取り続けている人もいるのではないでしょうか?紙や鉛筆の感覚がフィットしていることもストレスなく勉強するために大事なことですよね。
効率的なノートの取り方
では、実際に効率的なノートの取り方について紹介します。
「コーネル式」ノートの取り方
コーネル式ノート術とは、アメリカの名門・コーネル大学の教授だったウォルター・パーク氏によって開発された方法です。復習を効率よく行える方法として有名なものです。
実際の書き方としては、以下の通りです。
左側の空欄には【キーワード】を記入します。授業の中で出てきた重要な単語や、授業を受ける中で自分が疑問に思ったこと、授業中に先生が話していた雑談など、授業を受けたときの自分の考えが再現できるようなことを記入します。
右上には【ノート】をとります。ここには板書など、授業の内容をメモするために使用します。
右下には【サマリー】として、ノートに書いた内容を要約して記入します。ノートを取った後にその授業の中で伝えたかったこと、大切なことを自分なりに汲み取って記入しましょう。
「5分割」ノートの取り方
名前の通り、1ページを5分割してノートを取る方法です。
「コーネル式」と異なるのは、見出し番号が追加されたこと・感想欄が追加されたことの2点です。
下に感想を書き記しておくことで、自分がその時何を学んだのか・何を感じたのかが思い出しやすくなります。一言でもよいので、率直に自分が思ったことを書く欄です。
「見開き3分割」ノートの取り方
今まで紹介したノートの取り方とは違い、ノートを見開きにして使う方法です。
左→中央→右の順番で記入するのが特徴です。
左の欄には、授業の内容をまとめます。
中央の欄には、左でまとめた内容の解説や補足を加えます。自分の感想や考えも記入しておくことで、記憶を呼び起こしやすくなります。
右の欄には、内容の要約を記入します。
見開きでノートを取るので広々と使え、見やすいノートになります。
「見開き2分割」ノートの取り方
こちらも見開きでノートを使う方法です。
左のページには、授業中に板書したこと、メモしたことを走り書きします。綺麗に書くことを目的にするのではなく、その授業の中で何を言っていたのかを書き留めることを目的とします。
右のページには、左のページの内容を清書します。授業ではメモを取ることに集中でき、後から清書をするので、記憶の定着も図れます。
ノートを取る時の注意点
実際にノートを取る状況になった際、注意すべき点について紹介します。
① 素早くメモをする
ノートを取る際は素早さも重要です。板書は黒板に書き残されますが、耳に入ってくる情報はすぐに消えていきます。ノートを取ることだけに必死になっていると重要な情報を聞き逃したり、自分が聞きたかったことをうまく聞けなかったりします。そのため、ノートを取る際は重要な点を絞り、メモをすることが大切です。
② 記号・略語を用いる
①に関連して、素早くメモを取るための技術も身に着けましょう。例えば、数学ではなぜならば=∵、ゆえに=∴と表します。このように、記号や略語を用いることで、書くことだけに気を取られず、授業内容に注力して話を聞くことが出来ます。
③ 忘れることを前提に書く
授業直後はノートを見返すだけで授業の内容を簡単に思い出すことが出来ます。しかし、その1週間後に同じノートを見て、授業内容を思い出せるでしょうか?実際にノートを見返すのはテスト前が多いと思います。その際、あの時の自分は何を書いたんだ?とならないよう、いつ見ても記憶を引っ張り出せるようなノートの取り方を心がけましょう。
まとめ
今回の記事では、ノートの取り方について紹介しました。この時代、実際に紙とペンを使って文字を書く機会はもしかしたら少ないかもしれません。これを機に、1度ノートを取るという行為に取り掛かってみてはいかがでしょうか?
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