リビング学習のメリットとは?デメリットや活用するポイントもご紹介
皆さんは「リビング学習」というものを聞いたことがありますか?リビング学習とは、その名の通りリビングルームで勉強をすることです。
今回はリビング学習のメリットとデメリットについて紹介していきます。
目次
ー 【リビング学習とは?】
ー 【リビング学習のメリット】
・① 勉強に取り掛かるまでのハードルが低い
・② さぼりにくい
・③ 家族にわからないことを聞ける
・④ 適度な雑音で集中力が高まる
ー 【リビング学習のデメリット】
・① 集中できない
・② 親の指摘が多くなり、やる気をそがれる
・③ リビングが片付かない
ー 【リビング学習のレイアウトのポイント】
・① 出入り口が見える場所に座る
・② 親から見える位置に机を配置する
・③ 生活動線をふさがない
・④ インテリアになじむデザインの机を選ぶ
ー 【リビングに学習机を設置するときのポイント】
・① コンパクトな机を選ぶ
・
② 折り畳みができる机を使う
・③ リビングテーブルやキッチンカウンターで代用する
ー 【まとめ】
【リビング学習とは?】
リビング学習とは、子供がリビングルームで学習する方法 のことです。一般的に、子供が家で勉強するときには子ども部屋や個室などを使いますが、リビング学習では、リビングルームで勉強するのが特徴です。
このリビング学習が注目されるきっかけとなったのは、2017年に発売された書籍で取り上げられたことです。また、東大生の多くが子どもの頃にリビングで学習していた というアンケート結果も後押しし、広く知られるようになりました。そのこともあり、当時はリビングで勉強すると頭が良くなると言われていたのです。筆者も高校生の頃は、リビング学習をしていました。
【リビング学習のメリット】
まずは、リビング学習のメリットについて紹介します。
① 勉強に取り掛かるまでのハードルが低い
部屋で勉強する場合は、勉強道具を揃えてから勉強を始めるのが一般的です。それに対してリビング学習であれば、学校から帰宅した流れでそのまま勉強に取り掛かることが出来ます。
② さぼりにくい
リビングには、親や兄弟がいます。そのためいつでも誰かの視線を感じ、適度な緊張感 があります。そうすることで、部屋で勉強するよりもさぼりにくくなります。誰かが見ていないとついついさぼってしまうタイプの人にはリビング学習がおすすめです。
③ 家族にわからないことを聞ける
勉強中には、分からないことが出てくることが多いです。その場合、リビング学習ならすぐに分からないことを聞くことが出来ます。もし家族に聞いても解決しなかった場合は、一緒に考えることでより知識を深めることも出来ます。そうすることで、対話しながら考える力 も身に付きます。
④ 適度な雑音で集中力が高まる
リビングには家族がいるため、雑音や人の気配があります。適度な雑音や人の気配は、集中力を高める効果 があります。またリビング学習を続けることで、どのような環境でも集中できる力を身に付けることも出来ます。
【リビング学習のデメリット】
ここまでは、リビング学習のメリットを紹介しました。
次に、リビング学習のデメリットを紹介します。
① 集中できない
リビングでは、他の家族が何かをして過ごしています。例えば兄弟がゲームをしていたり、親がテレビを見ていたりします。その様子が気になって自分もゲームを始めてしまうなど、勉強に集中できない場合もあります。
② 親の指摘が多くなり、やる気をそがれる
リビング学習をしていると、親が子供の勉強を見ることがたびたびあります。その時に、ちゃんと勉強しているの?や、このままではテストでいい点取れないよ、など、つい親が口をはさんでしまう可能性もあります。勉強する側としては、親からたびたび注意や指摘を受けると、やる気が削がれてしまうこともあるでしょう。
③ リビングが片付かない
リビング学習では、リビングテーブルを学習スペースにしている家も多いでしょう。その場合、リビングテーブルに勉強道具が散らかってしまうため、夕食の準備が出来ず困ってしまう場合があります。
【リビング学習のレイアウトのポイント】
ここまでは、リビング学習のメリットとデメリットについて紹介してきました。
ここからは、実際にリビング学習をする際の、リビングのレイアウトのポイントを紹介します。
① 出入り口が見える場所に座る
学習する位置は、出入り口が見える場所にしましょう。出入り口が見える場所は、一見集中力を欠くように感じますよね。しかし、誰かが出入りする様子が適度に見えると、勉強しているということを思い出し、少しリフレッシュすることが出来ます。ずっと同じことを続けていると途中からだらけてしまいがちですが、そこに他人の存在という刺激があることで、頭の中をリセットできます。そのため、出入り口が見える場所に座ると集中力が回復します。
② 親から見える位置に机を配置する
親から見える位置に勉強机を配置することで、適度な緊張感が生まれます。親も子供の表情を見ることができ、さぼっているときに声をかけることも可能です。集中力が途切れそうなときに声をかけてほしいと親に頼んでおくことで、より集中力の継続が上手くいくでしょう。
③ 生活動線をふさがない
勉強机を置く場合は、生活動線をリビング学習のための机でふさがないように気を付けてください。生活動線上に机があると、勉強している人以外の家族が移動しにくくなります。また、勉強している人の近くを通ると、そのたびに気になってしまい、勉強に集中することが出来なくなってしまいます。 そのため、生活動線とは反対の位置に机を置いたり、壁に机をくっつけたりするなどして、動線を避けるようにレイアウトしましょう。
④ インテリアになじむデザインの机を選ぶ
勉強とは直接関係がないのですが、リビング学習のための机を置く場合は、リビングのインテリアになじむデザインの机を選ぶと良いでしょう。リビングは勉強するだけでなく、家族がくつろぐ場所でもあります。そのため、圧迫感がなく、すっきりした見た目のデザインの机であれば、リビングも広々として快適に過ごせるでしょう、
【リビングに学習机を設置するときのポイント】
ここまでは、リビング学習をやる際のレイアウトのポイントを紹介しました。
ここからは、実際にリビング学習をやってみたい!と思った時に、どのような学習机を設置するのがよいのかを紹介します。
① コンパクトな机を選ぶ
コンパクトな机を選ぶことで圧迫感が出ず部屋がすっきりします。特に注目するのは、机の奥行 です。奥行きが浅い机なら、動線をふさぐことも避けられます。
② 折り畳みができる机を使う
折り畳みが出来る机を使うことで、使いたい時だけ机を出すことが出来ます。机を出す手間はかかりますが、学習が終わればコンパクトに折りたためる ので、リビングのスペースを邪魔することがありません。また、机の収納も場所を取らないのでいいでしょう。
③ リビングテーブルやキッチンカウンターで代用する
勉強机を一から用意しなくても、リビングテーブルやキッチンカウンターで代用できます。これらで代用すれば、勉強机を用意する必要がなく、リビングのインテリアを損なうこともありません。筆者も高校生の頃は、リビングテーブルを勉強机として代用していました。その名残で今も低めのテーブルで勉強しています。
ここで注意すべき点は、テーブルの高さや椅子の高さ です。低すぎたり高すぎたりすると、勉強に集中しにくくなってしまいます。良い姿勢で勉強するためにも、勉強机として代用する際には注意しておきましょう。
【まとめ】
今回の記事では、リビング学習について紹介しました。自分の性格を理解して、うまく勉強できるような場所を見つけましょう。
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