staffblog ブログ

大学の選び方とは?志望校を決める際の確認事項も紹介!!

ブログ

2024.08.16

高校生の皆さん、行きたい大学は決まっていますか?

今回は大学選びに迷ったときにやるべきことを紹介します。

行きたい大学が決まっていない人や複数の大学で悩んでいる人におすすめの記事です。

【大学選びに悩んだらやるべきこと】

① 自分の興味や関心があることを整理してみる

まずは大学や勉強などの堅苦しい考えからいったん離れて、自分の興味や関心があることを整理してみましょう。「部活動でやっているスポーツをこれからも続けたい」、「音楽を聴いたり作ったりするのが好き」など、趣味の延長線のようなもので大丈夫です。学校の授業の中でこの分野は面白かったなあと思い返してみるのもいいですね。
このようなことをノートに書き出したり、スマホにメモしたりして目に見えるようにしてみましょう。実際に書いてみると思ったより興味関心があることが多いかもしれません。

② 将来の自分の姿を想像してみる

これは将来どのような職業に就いているかに関わらず考えてみましょう。仕事中心の生活をしたいのか、それともプライベートを充実させたいのか、プライベートを充実させるならその中でも何に取り組みたいのかなど、仕事以外の人生設計を考えてみると面白いですよ。

③ 自分の興味関心となりたい姿をかけ合わせてみる

次は、先ほど紹介した①と②をかけ合わせて考えてみましょう。例えば、外国に興味があって海外で仕事をしたいと考えている人は、商社に就職して海外駐在をすることを自分の将来の姿として考えることが出来ます。海外で仕事をしたいという同じ理由でも、旅行会社に就職して海外ツアーをするという方法でそれを実現することも出来ます。このように、自分のやりたいこととなりたい姿を一緒に考えてみるとより具体的な将来像が想像できます。

④ 他の人の意見も聞いてみる

ここまでは自分で想像することを紹介してきましたが、自分の考えだけではなく、友達や先輩、先生の考えを聞くことも参考になります。友達から見た自分の姿を聞いてみると、自分では見つけられなかった自分の長所が見つかることがあります。自分に長所なんてないと思っている人も、周りから見ると優れている部分がたくさんあります。そのため、いろんな人から見た自分というものも聞いてみましょう。
また、友達の興味関心を知るのも面白いです。自分が全く知らなかったことでも、意外と面白くて興味を持つものがあるかもしれません。おすすめのゲームやYouTuberなどを紹介してもらったら自分も夢中になった、という経験はないでしょうか。このように、色々なものを紹介し合うのも効果的です。
さらに、大学に進学した先輩や就職している大人が身近にいるのであれば、話を聞く絶好のチャンスです。何故その大学・企業に行ったのか、今の生活はどのようなものか、高校生の頃は何を考えていたのかなど、気になることがあれば何でも質問してみましょう。

⑤ 自分に合った学び方をイメージしてみる

大学によって、入学当初から専門的なことを学べるのか、それとも最初は幅広く色々な学問に触れるのかは異なります。例えば、筑波大学のように、1年次と2年次に学科の分野を幅広く学んだうえで、3年次から自分の専門としたいコースに所属するという形態の大学もあります。また、東京大学のように、最初は学部が決まっておらず、学年が上がる際に学部を決めるということもあります。そのため、自分は最初からやりたいことを極めたいのか、または色々な分野を見てみてから専攻を決めたいのか、などの学び方についても想像してみましょう。

⑥ 進学にかかる費用について調べてみる

これは現実的な問題ですが、大学に行くにはお金がかかります。保護者から、お金がかかるから国公立を目指しなさいと言われる人もいるのではないでしょうか。国公立大学であればほぼ一律の金額で通えますが、私立大学は国公立大学よりもお金がかかる上に、大学によって学費に差があります。また、実家から通うのか、一人暮らしをするのか、寮に入るのかなど、生活スタイルによっても大学生活にかかる費用は変わってきます。海外留学を考えていたり、車通学を考えていたりなどすると、その点についても考えておく必要があります。この点については、まず保護者に相談しておきましょう。一人暮らしをしなければ通えない大学を目指していたけれど、保護者にそれを伝えたら保護者の方は実家から大学に通う認識をしていた、というように、お互いの考えにすれ違いが起きてしまう可能性があります。志望校に向かって勉強していたところ、そのようなすれ違いで志望校を変更せざるを得なくなってしまった、とならないように、金銭面については必ず事前に相談や話し合いをしておきましょう。大学や地域によっては独自の奨学金を給付・貸与している場合もあるので、そのような情報もチェックしておくとなお良いですね。

【大学選びの際に確認するべきチェックポイント】

先ほどは大学を選ぶ際に迷ったらどうするかという考え方を紹介しました。この考え方を通してやりたいことや学びたいことが見えてきたら、次は具体的な大学の選び方について考えてみましょう。

① 学びたいことが学べる学部があるか

まず、自分の学びたいことが学べる学部・学科があるかは必ず確認しておきましょう。簡単なようで意外と見落としている場合があります。例えば文学部という学部名でも、大学によって取り扱っている内容が違う場合があります。小説や書物などの文学について学べるのか、それとも哲学や宗教などの人文学も含めた学部なのかなど、どのような学問が学べるのか、どこに強みがあるのかをチェックしておきましょう。強みについては、例えば哲学の中でもどの時代・どの国に精通した先生がいるのか、などといったように、自分の学びたい人や物事を研究している先生がいるのかを見てみるのがおすすめです。

② 取りたい資格が取れるか

取ろうと思っている資格がある場合は、その資格がきちんと取れるのかも確認しておきましょう。例えば、教育学部以外で教員免許の取得を目指したいと考えているとします。その場合、そもそも教員免許が取れる課程があるのかの確認が必要です。もし取れることが確認できたら、次は自分の取りたい教科の課程があるのかも確認しましょう。文学部の中でも国語や英語、社会の免許状を取り扱っている学部もあれば、社会科しか取れない学部もあります。そのため、自分が取りたい資格が卒業までに取得できるのかも調べておきましょう。

③ 就職サポート体制や先輩の就職実績があるか

これは受験生には馴染みが薄いかもしれません。しかし卒業時にとても重要になるものです。例えば将来はエンジニアになってゲーム開発に携わりたいと考えていても、先輩の実績がない場合は情報を得ることが難しくなる可能性があります。逆に行きたい企業に就職している先輩の実績があると情報も得やすく、企業からの信頼もあるため、行ける可能性が高くなります。大学や学部がどの程度就職支援をしてくれるのかということも一度見てみましょう。

【まとめ】



今回は、大学の選び方について紹介しました。大学選びに悩んだ時の考え方や、実際に大学を選ぶときに注意してほしいことを記載しています。自分が本当にやりたいことを見つけて実現できるよう、参考にしてもらえたら嬉しいです。

当塾ハイフォレストは、オンライン個別指導の塾です。
当塾は【元高校教師の授業が受けられる】【完全マンツーマン指導】の塾です。
実際に学校現場で教えた経験のある講師が授業を行うため、様々な生徒さんに合わせた授業を展開します。
また、完全マンツーマン指導なので、他の生徒さんの進行度合いを気にすることなく質問が出来ます。
今回の授業で紹介した大学の選び方のような、受験についての情報についても豊富な知識を持った教師が対応しますので、授業以外のことでも気軽に質問が出来ます!
無料体験も受け付けていますので、この記事を読んで塾に少しでも興味を持った方は是非お申し込みください!
我那覇 脩基

この記事を書いた人

我那覇 脩基 Syuuki Ganaha

大学1年時から学習塾にて個別指導と集団指導を担当。大学卒業後は中高一貫校にて教壇に立ったのちに「オンライン塾ハイフォレスト」を開校。

保有資格:中学校教諭一種免許状(社会)所持
関連する実績:全統マーク模試全国1位(国語)
経験年数と受賞歴:教育現場経験10年

根本的に理解することを目標に、会話を通して一緒に考えるスタイルで生徒さんから厚い信頼と好評をいただいております。学業について日々哲学的思考を行っております。

この記事をシェアする